
海外挑戦のリアル:岡田怜が語る、夢に導かれたドイツ挑戦と“現状維持はマイナス”
公開日時:2025/4/11 01:32
「まさかシュトゥットガルトのセカンドチームに行けるとは思ってなかった」
プロサッカー選手・岡田怜さんの口から出たこの言葉には、海外挑戦の過程で抱いた素直な驚きと、歩んできた日々への確かな手応えが込められていた。日大藤沢高校という強豪校を経て、日本の大学進学という王道ルートではなく、ドイツでのプロ入りを目指す道を選んだ彼。そんな岡田さんの等身大の言葉に迫りました。
*記事文中の所属クラブは動画収録当時のものを記載
「ワクワク」を優先した進路選択
海外に挑戦するという決断に、不安はなかったのでしょうか?
岡田:昔からなんとなく海外のサッカーに惹かれていて、中学くらいから漠然と「行けたらいいな」って思ってました。高校2年の時に海外留学の話を知って、そこで火がついた感じです。最終的には大学とかは考えず、高3の時点でドイツに行くと決めてました。
直感で行動されるタイプなのですね。「やってみたい」という気持ちが先に来たのでしょうか。
岡田:そうですね。不安はあまりなくて、「行きたいなぁ」ぐらいの感覚でした。直感的に決めるタイプなので(笑)。
実際に渡独する前に、どのような準備をされていたのかも伺いたいです。
岡田:ドイツ語の勉強は少し始めましたけど、もっとやっとけばよかったって今は思ってます。でも当時は高校のサッカーを頑張ることに集中してましたね。
「現状維持はマイナス」今の大切にする恩師の言葉
これまでのキャリアの中で、特に印象に残っている指導者の言葉はありますか?
岡田:高校の監督がよく言っていた「現状維持はマイナス」って言葉はずっと覚えてます。努力してないと、実は下がってるってことなんだなって。筋トレとか自主練してる時にやめたくなる瞬間があるんですけど、そういう時にこの言葉を思い出して、あと少しだけ頑張ろうって思えるんです。
その言葉の重みは、海外に渡ってからも大きな支えになっているのでしょうか。
岡田:はい。最初は6部からのスタートで、半年後に4部、さらに半年でシュトゥットガルトのセカンドチームに行けました。その時「これまでの積み重ねは無駄じゃなかったな」って感じました。

プロとして生きるための「武器」と生活の変化
海外に出てから、自分の中で明確に変化した部分はどこでしょうか?
岡田:「プロでやる」っていう自覚が強くなったことですね。パーソナルトレーナーをつけたり、食事や睡眠も見直すようになりました。お菓子食べたくても「サッカーのためにやめとこう」って自然に思えるようになりました。
ドイツではどのような選手像が求められているのでしょうか。
岡田:ドイツの選手たちはスピードやパワーといった明確な「武器」を持ってる人が多いんです。だから自分もスピードをもっと武器にしたいと思って、そこを重点的にトレーニングしてます。

人としての成長を実感された瞬間についてもお聞かせください。
岡田:シュトゥットガルトに来てから、サッカー中心の生活ができるようになったのは大きいです。あと、日本に帰って人と話すときに「前よりハキハキ喋れるようになったね」って言われて、ちょっとだけ成長したのかなって(笑)。
最後に、今後の夢や目標について教えてください。
岡田:一番の夢はUEFAチャンピオンズリーグに出ることです。でも今はまだ全然足りないので、まずは欧州の一部リーグで長く活躍できる選手になりたい。そのために少しずつでも近づいていければと思ってます。
