夢を語る大切さを発信し続ける夢の伝道師、西岡津世志さん(二郎系ラーメン屋 夢を語れ創業者)が、夢を叶え更なる高みを目指すプロサッカー選手や、サッカー指導者と考える、『夢を叶える人が実践する日々の行動習慣』第一回の対談は、 西岡津世志さん x モンテディオ山形 トップチームGKコーチ 土屋明大さん。「以前までは、人になかなか自分の夢を語ることが恥ずかしくてできていなかったです。そういう人たちが、どうすれば夢を語ることができるようになるのかを西岡さんにはお聞きしたい」(土屋さん)夢を語り続け、叶え続けている西岡さんと、自身も夢を叶えながら選手の夢を後押しする土屋さんの夢を語り尽くす対談企画から、一部を抜粋してお届けします。アーカイブ動画の視聴はこちらからまだまだ日本には足りない、 "夢を聞く文化" 今回の対談は、夢に関する10個の質問に西岡さん、土屋さんそれぞれの回答をYes と Noで答えていただくセッションからスタート。西岡さんと土屋さんの間でも、いくつかの質問項目で答えが違い、フリートークでそれぞれの考えを話してもらうことになりました。「夢を語るべきかどうかというところで最初に意見が割れたところでしたね。西岡さんは夢を語れとおっしゃっているのであえてNOにしたところはありますが。(笑)僕の中では、『夢=心から湧き出てくるもの』と捉えています。その心から湧き出てくるものに対して、大小や誰かに言うべきか否かなどはそこまで重要ではないのかなと昔は思っていました。しかし、最近は西岡さんとお話しさせていただく中でも、人に話した方がいいのかなという考えになってきました。以前までは、人になかなか自分の夢を語ることが恥ずかしくてできていなかったです。そういう人たちが、どうすれば夢を語ることができるようになるのかを西岡さんにはお聞きしたいですね。」夢を人に語ることへの抵抗感や、羞恥心があったという土屋さんから西岡さんへの『夢が語りやすくなる秘訣』についての質問が飛びます。「今、土屋さんがおっしゃったこと全てが同感です。一番の近道は、簡単な夢から語ってもらうこと。でも、この日本ではそれでさえも難しいから夢を語れを全国に作っています。夢を語るのも難しいですが、日本人は夢を聞くのが難しいんですよ。夢を語れでも、誰かが夢を語っているのに、聞いている側がリアクションできず、聞いていないふりをする。夢を聞いてあげることのできる日本人はまだまだ少ないと感じます。その理由が、『夢を実現できる、できない』で判断しているからだと思います。『実現できる、できない』ではなく、どうすれば夢を叶えることができるのかを一緒に考えていける空間が必要です。」主にラーメン屋として、全国に夢を語りやすくなる空間を広げている西岡さん。夢を聞く文化が広がれば、自ずと夢を語る文化も作られるといいます。夢を叶えるために必要な初動は、『夢と期限を設定すること。』「僕は、夢として『全世界に夢を語れる場所を作る』と常に言っています。僕の夢を聞いて、僕のもとや弟子のもとに修行しにきてくれた22人が、今は全国各地それぞれの店で同じ夢を語ってくれているんですよ。実際に各地に行って、店を出したわけではなく一つの場所でひたすら夢を語り続けた結果、全国から共感者が集まってきてくれて夢を語れる場所が増えていっています。僕はひたすら夢を語っているだけなのに、実現に近づいています。夢は大きなビジョンからの逆算なんです。夢のために動くのか動かないのかを決めてしまい、期限を自分で設定し、そのためにどうしたら叶えることができるのかをひたすら考えていくと、夢を叶えるアイデアが勝手に降ってくるようになります。」四六時中夢を語り、夢を叶え続けてきた西岡さんからの『夢を叶える秘訣』。この西岡さんの話には「僕も似たようなことを思っている」と土屋さんも続きます。「今トップチームでGKコーチをしていますが、僕はプロとしての経験がないんです。なので昔は、トップチームのGKコーチになりたいと思ってませんでした。本当にトップチームでできる自信がなかったのですが、ある時ふとトップチームのGKコーチになりたいと言う夢が湧いてきました。トップチームの練習を見にいく機会を増やしたり、実際に指導者との関わりを増やしたりする中でトップチームへの意識がそれまでとは大きく変わりました。27歳の時には手帳にも、『35歳までにトップチームのコーチになる』と書いていたくらいです。そして次の年に、縁あってザスパクサツ群馬でトップチームのコーチになれました。夢を持って、自分で期限を決めて、そこからの逆算で今自分に必要なものが何なのかを考え、行動に移していた結果だと今改めて思いました。」心から湧き出た夢に期限を決めて、トップチームのGKコーチという夢を実現した土屋さん。自分で決めた夢は、自ずと自分を突き動かす原動力になっているのだと感じました。夢を持つことは、自分を前向きにさせてくれる「全く予想のつかない今日だったんですが、やっぱり夢や目標について喋るのが楽しいなと思いました。本気で夢を追いかけてこられた土屋さんとの対談だったので、僕自身の気づきが多い時間にもなりました。これからも仲間たちに、夢を語る大切さをより感じてもらえるような取り組みをしていきたいなと思いました。」(西岡さん)「今日は西岡さんからすごく勇気もらいました。前向きにしてくれる方なんだなと思いましたし、自分はこれからどうしていきたいのかを考える時間になり、新たな夢が見つかった時間にもなったと思いますし、対談できてすごく嬉しかったです。」(土屋さん)夢を語れる場所を全国、全世界に拡大中の西岡さんと、自身の夢でもあったトップチームGKコーチという夢を叶え、選手の夢を追う背中を後押しする土屋さん。お二人の対談から、"夢を持つことは自分を前向きにさせてくれる" と感じました。「夢がない。」「夢はあるけど実現できるか不安。」「夢に向かって進んでいたけど心が折れてしまった。」そんな人もまだまだ多いこの世の中。夢を語ること、夢に向かって突き進むことは大きな勇気が伴いますが、「その壁を超えた先に自分だけの世界が広がっている。」「夢を語ることで自分自身はもちろん、夢を応援してくれる仲間たちが増えていき、実現に向かって限りなく心強い存在が増えていく。」と、この対談を通して、一人でも多くの人に気づいてもらえるきっかけになることを願っています。夢を叶える近道は...夢を掴む人が実践する行動習慣