昨今、フットボールの指導現場では心理学を用いたアプローチやトレーニングを取り入れる場面を目の当たりにすることも増えてきました。Footballcoachでも、心理学の専門家と共に、現場で起きている困難な事象に対して、心理学の視点で解説していただき、一緒に考える時間を大切にしています。心理学の視点を持ってフットボールを捉えることで、日常生活に活かすことのできる新たな思考に出会えるかも知れません。『指導者と選手』の前に、『人と人』精神論や、練習をすればするだけ上手くなるとされていた風潮も薄れ、選手たちの成長を支える指導者には学術的な視点で心情心理を捉え、選手にアプローチする大切さが問われる時代となっています。『指導者と選手』といった関係性を固めるのではなく、『人と人』としての信頼関係をお互いで作り出すことが、指導現場においては良い結果をもたらしやすくもなっているでしょう。目の前の出来事に、どう捉えるのか ?人間関係のトラブルに、どう向き合うのか?フットボールという共通項を軸にして心理学の知識を得ることで、あらゆる場面で活きる思考も同時に得ることができます。いつも見ているものを違った角度から見ることで、新たな発見が心理カウンセラーに聞く、感情マネジメントの極意「例えばサッカーの指導では、不安に駆られている選手がいた時に、指導者はその不安をどうやったら取り除けるかというアプローチをすると思います。『選手の不安をどうにか排除することは出来ないか?』こういったアプローチは間違ったアプローチです。」心理カウンセラー 片田智也先生による、心理学に基づいた選手や子どもたちが結果を出しやすくなるアプローチ方法とは?サッカーの指導者だけでなく、保護者の方々にとっても新たな視点を得る機会です。心理学の視点で比較する、『日本と海外におけるフットボール文化の違い』欧州を経験した選手が口を揃えて発言する『Jリーグと世界との差』。しかしそれは差ではなく、「国や地域によって国民性や社会文学も色濃く反映されるため、違いと表現する方が合っている。」と安田さんは語ります。心理学の視点から日本と海外のフットボールを解剖し、文化や国民性がもたらす "違い" に焦点を当てました。フットボールや教育の現場で得た学びを、日常にも活かす心理学と聞くと、一見難しそうなとっつきにくさを感じる人も少なくないでしょう。座学から学ぶことよりも、フットボールや教育の現場で起こる場面に置き換えて学ぶことで、腑に落ちやすい知識へと変化します。それぞれが経験した場面と照らし合わせながら、またこれらのコンテンツでゲストが訴える心理学視点のアプローチや思考法をうまく日常生活にも取り入れながら、より良い人間関係の構築などに役立てていただけると幸いです。感情に振り回されない人が実践する「権内」と「権外」の見極め方