柏レイソルで同じ時代を戦った戸嶋祥郎選手と三原雅俊さん。三原さんがピッチを離れた今、二人の対話はチームの現在、柏という街、そして人生の選択へと広がっていく。勝ち続ける理由、クラブとサポーターの距離感、そして「この場所に関わり続ける意味」。本記事では公式YouTubeで公開中の対談動画をもとに、"戸嶋祥郎" という一人のフットボーラーが歩んできた人生を辿り、そのターニングポイントを紐解いていく。「相手が考えている時点で、もう先手」柏レイソルの感覚%3Ciframe%20width%3D%221920%22%20height%3D%221080%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FDxiu8itNJ_o%3Frel%3D0si%3D-C-Al2xDvL4_fsPD%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E三原:2025年のレイソル見てて思うんだけど、相手が「レイソルにどう勝つか」って考えてる時点で、もう先手を取れてる感じがあるよね。戸嶋:ありますね。リカルド監督のサッカーはやっていて本当に楽しいです。三原:2024年までやろうとしてたことと、今って何が違うと思う?戸嶋:やろうとしてたこと自体は、2024年も間違ってなかったと思います。でも勝てなかった。勝つことで、やっと積み上がっていくんだなって感じてます。三原:勝ちがあるから、自信になる。戸嶋:そうですね。負けても「自分たちは間違ってない」って言える。迷いがないのは大きいです。三原:連敗しないって、実は一番難しいもんね。戸嶋:監督の声かけも大きいですし、自分たちのやるべきことが共有できてるのが大きいと思います。劇的準決勝から決勝へ──ルヴァン杯2025の記憶%3Ciframe%20width%3D%221920%22%20height%3D%221080%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FLP7wJGx8we4%3Frel%3D0si%3D-oQbA9_Zv-uTQYcv%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E三原:準決勝の逆転、正直しびれたよ。戸嶋:第1戦で大きく落として、普通なら厳しい状況だったんですけど、挨拶行った時にサポーターから「まだいけるぞ」「日立台で逆転しよう」って声をかけてもらって。三原:あの時点で、もう空気変わってたよね。戸嶋:不思議ですけど、本当に逆転できそうな感覚があったんです。で、実際にひっくり返せた。三原:スタジアムの雰囲気、人生で一番レベルだったんじゃない?戸嶋:4点目と試合終了の瞬間は、たぶん一生忘れないです。三原:だからこそ、決勝は悔しかったよね。戸嶋:はい。優勝を本気で信じてた中での大差の敗戦だったので、虚無感がすごくて。すぐには受け止められなかったです。タイトルを一つ逃したからこそ、リーグで取りたい気持ちはより強くなりました。背中で示してきた人たちと、在籍7年目の覚悟三原:俺がいた頃は、大谷秀和さんとか鎌田次郎さん、勝ってきた人がチームの真ん中にいた。戸嶋:今は、自分がそういう立場にならないといけないなって思ってます。三原:もう7年目だもんね。戸嶋:来た頃は目の前のことだけでよかったですけど、今は模範となる行動をしなきゃいけない。このクラブにいる意義を示さないとって。三原:練習で手を抜かないのも、その一つ?戸嶋:はい。1つの練習を100%でやる。雰囲気って絶対伝染するので。三原:日常でやってないと、試合で複数選手が一気にスライディング(2025年の柏レイソルでよく見受けられたシーン)は出ないよね。戸嶋:本当にそう思います。今は年齢や立場関係なく、全力でやる選手が多い。それが強さだと思います。「柏の街と生きる」その先の視線%3Ciframe%20width%3D%221920%22%20height%3D%221080%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F0vE-BwMAM9U%3Frel%3D0si%3DAG4EG-DjezTq7ZLF%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E三原:そもそも、なんで柏で飲食店をやろうと思ったの?戸嶋:この街に何か貢献したいと思ってました。選手じゃなくなる日が来ても、柏で応援できる場所があればいいなって。三原:サポーターがスタジアムに行く途中で寄れるのお、めっちゃいいよね。戸嶋:ありがたいことに、試合前に寄ってくれる方も多いですし、平日もレイソルサポーターの方が来てくれてます。三原:選手の次の人生も、現実的に考えてる?戸嶋:はい。今年で終わってもおかしくない年齢です。ただ、それくらい今の一試合に賭けてます。三原:引退後は?戸嶋:クラブ経営に関わる仕事には興味があります。もしできるなら、レイソルが一番嬉しいです。三原:サポーター、めちゃくちゃ喜ぶと思うよ。戸嶋:何か恩返しでき続けたらいいなと思ってます。▼あわせて読みたい!多種多様なフットボーラー人生プロで生き残るために必要なもの──田中順也×近藤直也、柏レイソル黄金期が育てた「逆算力」と勝者のメンタリティ浅野拓磨が語る「人生を変えた高校進学」──恩師・樋口士郎との対話で見えた原点と覚悟(前編)海外挑戦と苦悩、そして今──浅野拓磨が恩師 樋口士郎に語る“成長”の物語(後編)鹿島アントラーズから世界へ。町田浩樹が語る、挑戦と進化の軌跡「高校サッカー決勝を見て感じたのは...」酒井高徳が語る、『育成年代の現在と未来』「より効率的にゴールを奪う守備は...」酒井高徳の守備概念を変えた『BoS理論』